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予防接種の種類と接種間隔

予防接種の種類と接種間隔

当院で接種できるワクチン一覧です。
ワクチンには不活化ワクチンと生ワクチンがあります。

不活化ワクチン
  • Hibワクチン(インフルエンザ菌b型)
  • 小児用肺炎球菌ワクチン
  • ポリオ不活化ワクチン
  • 二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)
  • 日本脳炎ワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • 子宮頸がん予防ワクチン(ガーダシル)
  • A型肝炎ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
生ワクチン
  • MRワクチン(はしか・風疹混合ワクチン)
  • 水痘ワクチン
  • おたふくかぜワクチン
  • ロタウイルスワクチン(ロタリックス)

不活化ワクチンを接種した後は1週間後に次のワクチンが、
生ワクチンを接種した後は4週間後に次のワクチンが接種できます。

予防接種の種類

(1)定期接種:受けることが推奨されている予防接種
1.Hib(インフルエンザ菌b)
インフルエンザ菌b型は主に0~1歳の髄膜炎を起こす細菌で、細菌性髄膜炎の原因の約半分を占めています。この細菌による髄膜炎は年間数百人と推測されています。細菌性髄膜炎は発見・治療が早ければ3週間から1ヶ月の入院で治りますが、運動麻痺や知能障害の後遺症を残す場合も多く、最悪なら死亡もあり得る重症の感染症です。

2.肺炎球菌
肺炎球菌も髄膜炎の原因菌のひとつですので、このワクチンはヒブワクチンとセットで細菌性髄膜炎の予防になります。さらに肺炎球菌は髄膜炎以外の重症の感染症も起こしますのでこれらの予防にもなります。肺炎球菌のタイプはいくつもあり、以前は7つのタイプを対象としたワクチンでしたが、2013年11月1日から13種類のタイプのワクチンに変更されました。

3.BCG
乳幼児の結核の重症化を予防します。生後6か月未満に接種することになっていましたが、2013年4月から1歳未満の接種となりました。流行している百日咳が含まれる四種混合を接種した後の生後5か月から7か月がよいとされています。

4.四種混合(百日咳・破傷風・ジフテリア・不活化ポリオ)・二種混合(破傷風・ジフテリア)
1期は生後3ヶ月から90ヶ月(7歳6ヶ月)までに行います。1期の初回は20日~56日の間隔を空けて3回、3回終了後、6ヶ月以上空けて、1回追加接種を受けることになります。
約10年くらいで免疫がきれるので小学校6年生で二種混合ワクチンをうちます(2期)。

5.MR(麻しん・風しん)
麻疹と風疹を予防するワクチンです。麻疹は、ワクチンをすれば予防できうる病気です。感染力が強く、1人が麻疹を発症すると、周りの20人に感染すると言われています。風疹は妊婦に感染すると胎児の奇形を起こすリスクがあり、若いお母さん、お父さんもワクチンを受けた方がよい場合があります。
2回接種します。1期は生後12ヶ月~24ヶ月に1回、2期は5~7歳に1回行います。
副作用としては、注射部位が赤くなったりする局所反応と発熱、発疹などがあります。発熱、発疹などは接種後7~10日後に見られます。1期で、発熱が約17%、発疹が約5%、2期で、発熱が約7%、発疹が約2%程度です。これらの症状は1~3日で治ります。

6.日本脳炎
日本脳炎ウイルスに感染した蚊に刺されることで感染し、脳炎を起こし、重篤な後遺症を残します。1966年までは年間1,000人以上の日本脳炎患者が発生していましたが、ワクチンの普及、蚊に刺される機会の減少、一般住居とブタの生活との区別化など衛生面の改善によって減少し、最近の年間感染者は10人以下になっています。
しかしワクチン接種率の低下によって、今後再び感染者が増加することが危惧されています。日本以外のアジア地域では現在でも日本脳炎の大流行もあります。グローバル化で海外との行き来も多い中、日本脳炎を過去の病気と考えるのは危険。ワクチンによる確実な予防はとても重要です。
1期は生後6ヶ月から90ヶ月(7歳6ヶ月)まで。1期の初回は2回、追加は1回です。1期の初回から追加までは約1年空けて行います。2期は9歳以上13歳未満です。標準的な接種方法は3から4歳までに1期初回を終え、1期初回接種の2回が終わってから1年後に追加を行います。1期初回の2回は、6日から28日の間隔をあけて行います。

7.子宮頚がん(現在積極的勧奨はされておりません)
女性の子宮入口に発生する癌の原因の多くがヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が原因になっています。HPVは性行為によって感染しますので、予防接種をして、感染してもすぐにHPVを追い出すように免疫を付けます。20~30歳代までの女性なら接種する意義がありますが、公費の補助は中・高生女児です。2種類のワクチンがあり、ひとつはHPVの16・18型に対するもの、もうひとつはHPV16・18・6・11型に対するもので、尖圭コンジローマも予防するといわれています。ただ、その他の型からの子宮頸癌をなくすことはできません。子宮頸癌は子どもを産む20歳代から30歳代に多いので、妊娠したら産科の先生は必ずチェックしますが、20歳代以上になったら産婦人科で子宮頸癌の検診も必ず受けましょう。

 

(2)任意・有料の予防接種
1.おたふくかぜ
おたふく風邪患者の約10%ぐらいに髄膜炎、約0.2%に脳炎があります。最近は、おたふく風邪に罹った1,0000人のうち1人に難聴が起こると言われています。おたふく風邪による難聴は高度で、自然治癒が期待できないと言われています。膵炎、精巣炎・精巣上体炎(睾丸炎)、卵巣炎などの合併症もあり、合併症を予防するためには、おたふく風邪にかかるのを予防した方がいいでしょう。
1歳過ぎたら接種可能です。日本では1回接種になっているので、1歳過ぎで集団生活をする前に接種が望ましいとされています。おたふく風邪の罹った報告が多い年齢は、4~5歳、2~3歳、6~7歳の順です。

2.水痘(みずぼうそう)
水疱瘡の原因は、「水痘‐帯状疱疹ウイルス」というヘルペスウイルスです。飛沫感染、接触感染、空気感染します。特に空気感染は、感染力は強く、同じ部屋にいるだけで感染してしまいます。感染から発症までの潜伏期間は2~3週間程度です。「免疫不全」がある状態で水疱瘡にかかると、脳炎、肝不全、腎不全などが重症化し、命に関わることもあります。ワクチンを受けている人が多いと、ワクチンを受けていない人への感染を防ぐこともできます。
2014年秋から定期接種化される予定です。

3.インフルエンザ
免疫が未発達な乳幼児では発症を予防できる程度の免疫を獲得できる割合は20~30%とされています。乳幼児の予防のためには、本人がワクチンの接種を受けるよりも、家族がまず接種を受け、家族内でうつさない、流行させない体制を作ることも大切です。
ワクチンの製造に微量ですが卵を使用しており、卵アレルギーの方も注意が必要です。

4.B型肝炎
B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスが主に血液や体液を介して感染して肝炎を起こす病気です。感染すると、約30%の人が急性肝炎と言って、黄疸、発熱、倦怠感などが見られます。多くは自然に治ってしまうのですが、約2%に肝炎が急速に進行し、肝臓が数日で機能しなくなる劇症肝炎があります。劇症肝炎になってしまうと死亡率が70%と重症な肝炎です。肝炎ウイルスに感染した人の10~15%に慢性肝炎、肝細胞がん(肝がん)、肝臓が炎症で細胞が無くなって固くなってしまう肝硬変になってしまいます。
B型肝炎ワクチンは世界の多くの国では定期接種となり、WHO(世界保健機関)は1992年、B型肝炎の感染源の撲滅と肝硬変や肝臓がんなどによる死亡をなくすために、子どもたちに対して、生まれたらすぐにB型肝炎ワクチンを国の定期接種として接種するように指示しています。日本は、今はB型肝炎の母親からの出生した赤ちゃんだけを対象にしています。

5.ロタ
乳幼児がロタウイルスに初感染したときに重症化しやすいため、それを防ぐためのワクチンです。
32週までに3回接種完了するものと24週までに2回接種を完了するものの2種類のワクチンがあります。どちらも初回は生後14週6日までに接種することが推奨され、接種間隔は4週間以上です。

 

予防接種の際の注意点

・個別接種と集団接種について
大府市で行う予防接種は、集団接種と個別接種の2つの方法があります。

 

①集団接種:保健センターで指定の日に接種を行います。(BCG、MR、日本脳炎)
②個別接種:大府市内の指定の医療機関で予約を取り、各自で接種を行います。(ヒブ、小児用肺炎球菌、4種混合、3種混合、ポリオ、MR、日本脳炎、子宮頚がん予防)

MRと日本脳炎の予防接種を個別接種される方は保健センターで「個別接種申請書」が必要です。

*ヒブ、小児用肺炎球菌、4種混合、3種混合、ポリオ、子宮頚がん予防の予防接種は、個別接種が基本となるため、保健センターでの申請は不要です。

・接種後30分は安静にしてください。
重いアレルギー反応がおこることもありますので、すぐには帰宅せず、少なくとも30分間は様子を見て下さい。当日は過激な運動をさせないでください。
・平熱を知っておいてください。季節によっても変化します。
・体調のいい日を選びましょう
必ずしも予定通り進まないこともあります。間があいてしまっても、接種は可能のことが多いです。まずはお電話などでお問い合わせください。


小児期の接種スケジュール

詳しい予防接種スケジュールはこちら

小児期の予防接種は接種スケジュールに沿って受けることをお勧めします。生後2か月から必要な予防接種があります。
また無料でおこなえる定期接種のワクチンと自費でおこなう任意接種があり、任意接種にも重要なワクチンがあります。どのワクチンがどうして必要なのかということを知って、なるべく早めに計画立てることをお勧めします。
保護者の方と相談しながらスケジュールをたてますので、いつでもご相談ください。
当院ではインターネットから予防接種、乳児検診の予約ができます。ぜひご利用ください。

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